++ #04 スクール生活その後 ++






カイもスクールに通い始めて半年。 今は月、水、金と3日通っていて、ようやく慣れてきたような風。

今日はよく聞かれる「がっこうでどんなことしてるのー?」という質問にお答えして、カイの学校での1日を書こうと思う。



8:30-9:00 外遊び/デイケアワーク
まず、朝は9時までにドロップオフする決まり。
カイのスクールは全部で3クラス。 長屋のように横に長くできていて、各クラスに直接ドアがついている。
ドアは暗証番号を押して開ける仕組み。 もちろん夜は暗証番号を押してもドアは開かない。
横長の建物の裏側はお庭になっていて、そこは教室からでないとアクセスができない。 つまり外部の人は侵入できないようになっている。

お天気のいい日は外で遊ぶことが多い。 中にはテーブルに座って持参した朝ごはんを食べている子もいる。

9:00-9:20 サークルタイム
9時から20分間はサークルタイムと言ってお勉強の時間。
教室の壁の一角には色んな色やアルファベット、カレンダー、丸や三角などの形のポスターが貼られているのだけれど、みんなが円く輪になって座って(なのでサークルという名前)、先生が一つ一つを指差しながら色の名前を言ったり歌ったりするらしい。
家に帰ってカイが話す内容から推察すると、アルファベットは『アップル、アップル、アアア。バンブルビーバンブルビー(くまんばち)、ビビビ。』と順番にアルファベットの音を歌っていったり、『今日赤い色の服を着ているのは誰でしょう?』>先生 『カイーー』>子供たち、というようなことをやったり、数を数えたりしているようだけど、これがけっこう覚えて帰るので親の私たちもびっくりしている。
1日にたったの20分なので大した事はしないと思うが、カイはすでに数も1から10まで数えるし、形も長方形から楕円形まで言うし、Sunday,Monday,と1週間全部言ったりするのだ。 
恐るべしトドラーの記憶力!

9:20-10:00 モンテソーリワーク
サークルタイムが終わると次の40分間はいよいよモンテソーリメソッドに基づいたお遊びタイム。
各自が足拭きマットのようなものを床に敷いて、紐通しや色分けなどをする。
一度見たことがあるのだけれど、15人近くのトドラーがケンカすることなく大人しーーく作業をしているにびっくり。
モンテソーリは「なんでも自分でできるようにする」という考えらしく、マットを敷いたり、丸めて片付けたり、おもちゃをきちんと棚に並べたりもしていた。
先生のミス・イレーン曰く、カイは他の子のお手伝いもするくらいてきぱき働いているとか。>ほんとかーー?

10:00-10:30 スナックタイム
日替わりで決まっているのだけれど、だいたいバナナ、りんごなどのフルーツやにんじん、セロリなどのスティック野菜、それからバターをはさんだ小さなサンドイッチとミルク。
カイのブルールームは先生が3人いるので、テーブルも3箇所に分かれている。 学校に指定でブルーのプレイスマットを持って行かせているので、自分のプレイスマットがひかれている所に座って食べているのだと思う。

10:30-11:00 外遊び/アート&クラフト
外遊びをするか、アートをするかは天候なんかによっても違ってくる。
アートやクラフトはその月ごとに、11月はパンプキンやハロウィーン、12月はクリスマス、2月はバレンタインなどのテーマがあって、それに沿ったものを色々作ってくる。  毎日やっていることなのに、バリエーションが色々あって、考えている先生はすごい!
子供一人一人にフォルダーがあって、2週間ごとに作ったアートは持ってかえる。 これがけっこう溜まって保存に大変だったりするのだけどーー。

11:30-12:30 ランチタイム
アメリカンなランチって何ー? ということで、他の子供のランチをチラッと見たことあるのだけれど、こっちの子供大好き定番メニュー・マカロニチーズのみ!とか、ピーナツバター&ジャムサンドのみ!とかほんとこれがランチ!?ってもの。
学校から持って帰るニューズレターにも、”ランチにはフレッシュフルーツや野菜を入れましょう”とか、”色のついたジュースを持ってきてはいけません”とか書かれているけれど、何だかお腹がいっぱいになればよしっという考えの親が多いような。
そういった中、ごはん大好き人間のカイは思いっきりジャパニーズなランチを持って行かせている。
それがよく食べるの何の!
日本から送ってもらった子供用の小さなランチボックスはおかずのみ。 だいたい茹で野菜各種に小さなソーセージや魚フライなんかのメイン系の組み合わせ。 それにもう一つ小さなタッパーにおにぎり4つ。 それからりんごジュースに小さなボックスに入ったレーズンなんかを持たして、毎回完食です。
たぶん日本のOLより食べてたりしてーー。

12:30-1:00 外遊び/お話・絵本
ランチの後はお昼寝なので、お天気のいい日は子供たちは外で遊び、その間先生たちが床を掃除して、お昼寝マットを準備する。
掃除はプロの人が毎晩入っているらしく、きちんと消毒なんかもされているのだけれど、なんせ靴の生活。 子供たちが出入りするとやっぱり砂や埃が・・・。
お昼寝は床に寝ることになるので、その前に掃除してくれることはとってもいいと思う。

1:00-3:00 お昼寝
カイは最初の3ヶ月は週3回午前中のみ、その後は週3回全日通っている。
うちは今までお昼寝も全て添い寝で寝かしつけていたから、しばくらはお昼寝なんてしないだろうなーと思っていたが、その予想を反して1日目は30分、2日目からはきちんとお昼寝をしているらしいーー。  びっくり!
15人近くのトドラーが”自主的に”寝るなんて不思議すぎるーー。
カイに「学校でどうやってねんねしてるの?」と聞いたら、「ファティマ(先生の名前)がlie down--って」と言っていた。 たぶんそれでもうろうろしている子もいて『横になりなさい〜』と先生が言うのだろう。

3:00-3:45 起床/スナックタイム
3:45-4:45 外遊び/デイケアワーク
4:45-5:30 音楽/絵本/デイケアワーク
5:30-6:00 外遊び/デイケアワーク


お昼寝から起きると、午後からはデイケアワーク中心となる。
いわゆる、スナックを食べたり、外で遊んだり、お絵かきしたり、歌を歌ったりと普通の幼稚園のようなこと。
曜日ごとに、『今日はドレスアップ遊びをします』とか『フェイスペインティングをします』とか『今日はお料理をします』などなどドアに紙が貼ってあって、親が何をするのか把握できるようになっている。
ちなみにドレスアップはお姫様ドレスや海賊の服を着たりするコスプレ遊び、フェイスペインティングは顔に何か絵を書いてもらうのだけれど、アメリカではフェスティバルなんかではいつもそれ専門の人(たいていはピエロ)が出店を出していて、子供たちには大人気ーーというしろもの。
その他にも、火曜と水曜はスペイン語、金曜は音楽・・・などと決まっているみたい。

まとめてみるとこんな感じ:

8:30-9:00 外遊び/デイケアワーク
9:00-9:20 サークルタイム
9:20-10:00 モンテソーリワーク
10:00-10:30 スナックタイム
10:30-11:00 外遊び/アート&クラフト
11:00-11:30 音楽/ランチの準備
11:30-12:30 ランチタイム
12:30-1:00 外遊び/お話・絵本
1:00-3:00 お昼ね
3:00-3:45 起床/スナックタイム
3:45-4:45 外遊び/デイケアワーク
4:45-5:30 音楽/絵本/デイケアワーク
5:30-6:00 外遊び/デイケアワーク


こうやって、まとめてみると、忙しいのかどうなのかわからないがーー。  でも毎日決まったスケジュールで過ごしているらしく、それは子供にとってはすごく良いことじゃないかなーと思ってみたり。

1日の終わりには、1日の様子や、ごはんをどのくらい食べたか、お昼寝をどのくらいしたか、うんちの回数は・・・などのリポートまとめて毎日持って帰ります。

通い始めて6ヶ月。 気に入っていることは、小さな学校で家庭的な雰囲気で、他のクラスの先生もみんなカイや私の名前を覚えていてくれたり、子供たちの人種も色々なので私も他のママたちと話しやすいーーってことかな。
特に気に入らないことは今のところないので、このまま通わせることになるでしょうーー。

モンテソーリ自体になんの知識もなく、人気があるのならいれちゃえーーといういきおいで通わせ始めたのだけど、「モンテソーリに通わせている」=「教育熱心な親」というような目で見られることも多いような気がして、教育熱心なんてまずいなー、そういう学校はいやだなーと思っていたのが、蓋を開けてみるとお勉強らしきものは午前中のみ。 あとは普通の幼稚園のようにお遊びなのでそのバランスもけっこう気に入っている。  これだと一般的なプリスクールと変わらないくらい。

わたし的にはモンテソーリに固執しているわけでは全くなく、むしろカイの年代ではお勉強なんて今する必要は全くなしと思っているのだけれど、かといって丸1日を過ごすのになーんにもしないのも・・・というのが親心なので丁度いいかな。
ま、午前中のサークルタイムは”ものまね子ザル”のようなカイが覚えてきたものを家で披露して、じじばばを喜ばせるーーくらいに考えてます。

1/24/05





学校のイベント、インターナショナルナイトにて
カイは甚平にはっぴを合わせてなんちゃって民族服




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