+++ (16) Cooking +++
1年ほど前に、妹がカイのお腹くらいまであるBBQグリルセットを送ってくれた。
トングやフライ返しなんかのお料理道具とお肉、コーン、ハンバーガーミートなどのおもちゃの食材がセットになっていて、グリル代に乗せてボタンを押すと『ジュージュー』と音がするのだ。
妹はその後さらに、粘土とかと一緒に遊べるお鍋や食器セットを送ってくれて、リビングの隅にあるカイのキッチンはかなり充実している。
カイもおままごと遊びが大好きで、毎日のように1人でごそごそ遊んでは「ママー、ワッフルちゅくったよー」とか言って食べさせてくれる。
実はコール家の男たちは全員料理上手。
ジョナパパは毎晩料理をするし(ジョナママは洗い物担当)、家族で集まったりしたときはコール祖父、ジョナパパ、おじさん、ジョナサン・・・と男の人達がキッチンに立つのがファミリーのトラディション。
女性軍はというと・・・・
ワイン片手に談笑
なのです。
結婚当初、それを知った実家の母は「うらやましーー」を連呼してた。
そんなジョナパパ、ジョナママの子供、ジョナサンとジェイソンは中学生の頃から共働きの両親に代わって、夕飯を作ってたらしい。
学校から帰ると冷蔵庫にメモがあって、「今夜はトマトとチキンのパスタ、サラダ、・・・・」と作らないといけないメニューが書いてあったらしいのだ。
そんなこともあてって、一族の他の男性がたに漏れず、ジョナサンはとっても料理が上手。
うちは共働きなので、朝のお弁当も二人で半々に作るし、日頃の家事も半分づつ担当。
仕事をしているウィークデーは、夕方家に帰るとカイは私にべったりなので、必然的に私→カイと遊ぶ、ジョナサン→夕飯の準備、となることも多く、そんなジョナサンを見て育ったカイも、2歳になったころから自ら卵を割ったり、かき混ぜたりするようになった。
私が仕事から帰ると夕食の支度はもう完了ーー。
そんな日がくるのも遠いことではないような。
ちゃくちゃくとコール家の男児の道を歩んでいるカイである。
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