N's Little Happiness





(44) デイケアを探そう!




カイも11月で2歳になる。  ここで最近ずっと気にかかっているのがデイケアのこと。
幸運にもまりちゃんと出会えて、生後3ヶ月からずっとみてもらっているけれど、この状態が一生続くわけでもなし、カイもいつかはデイケアに入れなければ。。。と思っていたのだ。

簡単そうで簡単でないデイケア選び、どういう結果になったかお楽しみに〜。



++デイケアって?++
デイケアはDaycare centerと言って、日本でいう託児所のこと。 アメリカの産休は短いので生後6週間から預かってくれる。  こちらの共働き夫婦は子供が小さいうちはデイケアに入れることがほとんどである。  
その他2歳半くらいからいけるPre school(保育園)、4歳くらいからのPre Kinder(幼稚園)、5歳くらいからのKinderに分かれている。
Kinderは公立の小学校にあることが多く、小学校1年生の予備群扱いでアルファベットや算数も習うのだ、すごい!


++情報集め++
デイケアの第一歩は情報集めから。 情報を集める一番の方法は口コミ。 なんてったって口コミが一番!
デイケアに行き始めてどうしても子供とその園がなじめず、辞めてしまうならなおしも、親の自分が気に入らなくて、せっかく子供が慣れた頃に変わらせるのだけは避けたいもの。  
日本人ママに聞いてみたり、会社の同僚に聞いてみたり、地元の新聞をチェックしてみたりとなるべく情報を集めるようにした。
その他webサイトなども大事な情報源。


++デイケア選びのポイント++
今回のデイケア選びのポイントとなったのが、場所。
うちはジョナサンがオースティンの南に勤務し、私が北に勤務している。 そして我が家はそのだいたい真中、ダウンタウン近くにあるから、私のオフィスの近くにするか、はてまた自宅の近くにするかとても迷った。(南を選ぶのはパス。共働きと言ってもやはり母親の私中心になるだろうからねぇ)

私のオフィスがある北の方は比較的新しく開発された地域なので、デイケアもおのずと新しく、施設も立派なものが多い。
例えばオフィスのすぐ近くにあるデイケアは、園庭にはカラフルできれいな木でできているプレイスケープがたくさん置いてあって、園内にはさらに体育館のような広いところに、マクドナルドにおいてあるような室内遊具や、柔らかな素材で出来ているマットレスがたくさんおいてある。 これだったら暑い真夏や、雨の日でも子供は元気一杯走れまわれそうーー。

方や自宅の近くはやっぱり施設も古いものが多い、だけどもその分経営期間が30年などの老舗も多し。

うちは結局、自宅近く〜北より、ジョナサンの交通がなるべく便利な所にしぼった。
北にして私1人に負担がかかるのはしんどいし、仕事で遅くなったときや(デイケアは6時までにピックアップしないと延長料金を取られることが多い)、熱が出たり調子が悪かったりするとお迎えに来てくださいーーの電話もかかってきた時など、仕事の調整がつきやすい方が迎えに行けるようにしたい、というのがその理由。


++候補をリストアップ++
インターネットや電話帳、口コミで聞いたところなどの候補をリストアップする。  そこそこの所にするか、評判のいい所にするか、全ては見学してからなのでなるべく多くをリストした。
近頃はインターネットが盛んになっていてwebサイトを持っているセンターも多いから、そういうところはすかさずサイトもチェックする。 まぁ、サイトにはだいたいもっともらしいことが書いてあって当てにはならないけど、Tuition(お月謝)など参考になることも多し。

リストを作るのに参考にしたのが Texas Child careのサイト。
ここはテキサス州のHuman Resourceが作っているサイトで、テキサスに登録されているすべてのチャイルドケア(デイケア、プリスクール、ホームケアなど)のライセンス情報や、6ヶ月ごとに行われる抜き打ちの視察(インスペクション)の結果などが細かく載っている。 
抜き打ちの視察は、子供に危険なものはおいていないか、生徒の予防接種の記録などは正確か、最低のRatio(先生1人に対する生徒の割合)が守られているかなどの、たくさんのチェック項目を元に行っていて、何かしらの違反がされていた場合の結果と、その違反がいつ直されたかの正確な日付、そして視察した人のリポートが文章で載っている、とってもとってもためになるサイトなのだーー。

どこのデイケアも、6ヶ月ごとにインスペクションを行われたら気づかない間に違反していることもある。(例えば子供の注射の記録がupdateされていなかったなど)
でも、プレイスケープが壊れていたのに気づかなかったとか、乳児の部屋に先生が1人しかいず、しかもその先生が1人の子供のおむつを交換している間、他の子供はほおっておかれたーーなどのリポートをされるような園は避けたい。  
共働き社会+貧富の差がある アメリカではデイケアもピンキリで、実はいい加減な経営をしている所もとっても多いのだ。 
そういう意味でもそのサイトは本当に役にたった。


++見学、インタビューをする++
リストが完成したら、それに沿って電話をかけまくる。  
その際にカイの年齢と見学したい旨を申し込むと、ほとんどのセンターがDirector(園長先生)がいる時にスケジューリングしてくれる。 (中にはいつ来てもいいですよーー、という所もあったが)
電話をかけた時に職員の対応が悪かったらやっぱり減点。 コールバックするといっていつまでもかけてこない所も減点。

以下、私のチェックポイント

・先生対子供の比率 
比率が少ない方がやっぱり目が行き届くような。  私が見学をしたところでは18ヶ月から30ヶ月の子供のクラスで、1対5〜1対12まで様々!
1対12のクラスなんて、ダイパーチェンジをしている時は他の子供はどうするの? 外遊びに目が行き届くのかーーなどやっぱり不安。

・先生の回転率
回転率が早い所(先生がすぐ辞めてしまう所)はやはり何かしら問題があるのではないかーー。

・外の遊び場が年齢別に分かれているか、遊具は適切か。
大きい子供に押されたりすることなどないよう、年齢別にフェンスなどで区切られていることが条件。

・教室は清潔か
どのくらいの頻度で掃除、消毒がされているか。

・セキュリティーはどうなっているか
ドアは当然ロックされているべき。 その他園庭から外へのアクセスはどうなっているか。
親以外の人が迎えに行く場合の手続きはどうか、など。

・病気の時のポリシー
自分の子供が病気のとき、というよりは他の子供からもらってこないためにも多少厳しい方がよいと思う。
これも熱が37度5分でダメというセンターから38度でもOKというところまで様々。

・ダイパーステーション(おむつ替えの台)はきれいか。 ダイパーチェンジのときに手袋をしているか。

・1日のスケジュールは決まっているか
ダラダラと遊んで過ごさないで、色んなプログラムがあるところのほうがよいような。

・おもちゃや本はふさわしいか
プラスチックのおもちゃばかりや、キャラクターの絵本ばかりのところはボツ。

・先生は活発か、子供への態度はどうか。
やっぱりきびきびと動いて、子供に優しく接する先生がよいのは心情。

・センターの雰囲気、私の勘
やっぱり結局はこれが一番大きかったような。 全体的なイメージと母親の勘です!


++見学を終えての感想++
エッセイに触れたことがあるかもしれないが、私の実家は幼児教育専門のような仕事をしていて、カイも生後間もなくから、ヨーロッパの木のおもちゃを中心に遊び、すばらしい絵本に囲まれて育ってきた。   
それだからだと思うが、やっぱり家にあるものとセンターのおもちゃ、絵本の質を比べてがっくりーーきてしまう。
今回、これが一番のネックだった。
カイが持っているおもちゃ以上に、私の好みにぴったりのおもちゃを置いているセンターなど皆無だとはわかっているけれど、そのセンターで1日を過ごすことを考えると、憂鬱ーーとなるのだ。  

1日の大半をそこで過ごす以上、親がするような躾を教えてくれるのは大前提で、その上でお友達とのコミュニケーションや、すばらしい絵本に触れたり、質のいいおもちゃで集中して落ち着いて遊んだり、楽しく歌を歌ったり、絵を書いたりーーーそいういうセンターを求めるのは贅沢なんだろうか。

私が当たった大きな壁である。



本文と関係なし
プレイグループの夏祭りで甚平を着た



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