N's Little Happiness
++仕事復帰++
産後3ヶ月で仕事復帰した私。これについては妊娠中からジョナサンとたくさん話し合ってきた。
赤ん坊は母親と一緒にいるのが一番いいこと。これ当たり前。
私もジョナサンもそのことはよーくわかってた。それでも私たちは私が仕事を続けることを選んだ。
経済的な理由はもちろんあるけれど、それより何より私は仕事が好きだから。
日本にいた頃、実家にいて働いてなかった時は、親としょっちゅうケンカしてたし(なんせする事ないからね)、メキシコ時代に3ヶ月間仕事してなかった時は、発狂するかと思った。
今回の産休中もママ友達と集ってランチすることが多かったんだけど、会話はやっぱり子供の話中心。
ひどい時は3時間ずーっと子育ての話ってこともあった。これはこれでけっこう楽しいし、いろんな経験談を聞けたり情報交換できたりして役にもたつ。 でもはっきりいって飽きちゃうよーー。
最近話題の本の話とか、映画の話、ニュースに出てた事件の話や、ブッシュ政権の悪口(笑)など、私が興味があるのは他にもいっぱいあるのに。(こういう話も出るには出るけど、いつの間にか子供の話に戻っちゃう)
じゃ、ママ友達じゃない普通の友達と集まればいいじゃん、なんていわれると思うけど、子供がいたらママ友達と集ったほうが断然楽なのだ。遊びにいけばオムツセットから何から色々揃ってるし、第一子供が泣こうがわめこうが向こうも慣れてるし、同じだから気にならない。
こんなわけで、ついついママ友達と集っちゃう。カイの母親っていうのは私の一番のプライオリティーだけど、カイのママとか、ジョナサンの妻っていうだけじゃなくて、私は私としてのタイトルも欲しいって、産休の間に痛切に思ってしまった。世間から取り残されてるような危機感もあった。
そんなわけで罪悪感を感じながらも、嬉々として職場に戻った初日。
みんなに「ウェルカムバック!!」といわれ、復帰祝いをもらたりして「やっぱり職場はいいなぁ」と楽しかったんだけど、その夜からふつふつと胸が苦しくなってた。
好きで好きでたまらない人と24時間一緒にいたいのに会えなくて、何か胸の中につかえてるような切ないような感じ。(学生時代以来だよ、こんなの。)そんな胸の痛みは続いて、2日目からその週の間中は、カイをベビーシッターさんの所に下ろして会社に行く途中、ビービー泣いてしまった。
あんなに偉そうなこと言ってたのに、いざ会社に戻ったら毎日つらくて、本気で会社を辞めようとも思った。
24時間カイのママと、ジョナサンの妻でいられたらそれだけで十分。 仕事なんていらない。
ジョナサンはそんな私を見て、あっさり「じゃ仕事辞めよう」っていった。
「お金なんてなくてもどうにでもなる(彼は貧乏には慣れてる)。僕にはカイと直子が幸せであることが一番大事」って。それでもふんぎりがつかなくて、今日も仕事にきている私。
朝2時間前に起きて準備をし、カイをベビーシッターさんの所でおろして9時に出社。お昼休みはまたベビーシッターさんの所によって、カイにおっぱいをあげて、昼一の会議に間に合うように超特急で帰る。
なるべく早く仕事を片付けて5時半には彼を迎えにいって、家に帰ったらおっぱい、お風呂、寝かしつけ、さらに明日の準備であっという間に1日が過ぎちゃう。こんなにしてまで仕事を続けてるってことは、やっぱりやっぱり仕事も好きなのだ。
今でも辞めようと思うことがあるけど、その次の日はオフィスでパソコンに向かっている。
せめて哺乳瓶からでも私のおっぱいを飲んでもらいたいと、仕事の合間をぬってせっせと搾乳をしている私。
搾乳の間やカイの顔を思い浮かべると、ギューっと痛くなるおっぱいの痛みは、私の心の痛みなのかもしれない。
いつも一緒にいれなくてごめんね、カイ。
冷凍母乳のストック
第3次世界大戦まで大丈夫です
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